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【 Youは何しに日本へ?】のミスターカブに会ってきた②

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MRCUB1-2.002

 

 

 

 

 

 

4月30日(土) 

18 : 30

新宿・伊勢丹前

 

 

 

初デートかっていうぐらいドキドキしながら現地に到着。

 

あっさりミスターカブが登場。

で、でかい… 身長190cmあるそうで… 想像してたより大きいですね。

 

 

(登場シーンを写メしておけばよかったといまさら後悔。

記事を書くことは考えていなかったので、あまり写真をとっていないんです…)

 

 

彼は物腰が柔らかくて、とても自然体な感じ。テレビで見る印象と同じでした。

Facebookで連絡は取り合ってたとはいえ、直接話をするのはお互い初めて。

でも気持ちよく会話のラリーが回ります。

 

 

そうこうしているうちに、予約しておいた居酒屋に到着。

 

 

 

ここでやっとパチリ。

 

 

DSC_0083

 

 

ジェントルマンな雰囲気ですね〜。

 

あらためて会話が再開。私はまず資料を見せながら、お願いしたいことを説明しましたが、それはさておき、彼について書いていきますね。

 

 

 

そもそも、どうして東京にいるの!?

 

 

まず、これを聞かずにはいられないですよね。

 

もう旅は終わったの!?

テレビの仕事で一時的に東京にきたとか!?

それともそれ以外の理由!?

 

それは教えてもらったんですが、尊敬するテレビ東京さんのために一応伏せておきます…

居酒屋のお客さんにも「どうして東京にいるの!?」と聞かれていましたが、ネイサンは「番組をみるとわかりますよ!」と答えていましたしね。

なかなか面白い展開になりそうです!

 

 

 

 

ネイサンってどういう仕事しているの?

 

次に聞きたかったのがこれ。

 

アニメーター、イラストレーター、ストーリーボーダー(絵コンテ制作)とは知っていましたが、具体的にはどういう仕事なんでしょう。

 

彼曰く、HBOというテレビ局の「動物アニメ」プロジェクトに関わっていて、「HBO Animal」のChapter2に絵コンテとして携わっているそうです。

HBOで働いているのではなく、番組を制作している「制作会社」で働いているらしいですよ。

 

スクリーンショット 2016-05-03 19.16.45

https://ja.wikipedia.org/wiki/HBO

 

 

 

個人でもいろいろな作品を作っています。

こちらは彼のホームページ。

スクリーンショット 2016-05-03 19.27.05

http://nconnelly.com

 

 

彼の作品オムニバス。

 

 

 

私が「Light」が特に好きだったよと伝えると(ムービーの00:18開始)、

この作品はRedditのトップページに掲載されたことがあるんだ!と嬉しそうに教えてくれました。

 

Redditというのは、知恵袋と2チャンネルを足したような、北米で大人気のサイトです。

そのトップページに選ばれたということなので、これはすごいことですね!

 

 

 

 

 

仕事があるのに、頻繁に長期休暇がとれるの?

 

 

これは番組のファンなら抱く素朴な疑問。

外国人って、しょっちゅう旅行しているイメージがありますよね?

日本人には羨ましくあり、そんなこと可能なの?と不思議でもあります。

 

ヨーロッパでは国が長期休暇を推奨していて、長期休暇が必ず取得できるシステムがあるらしいですが、アメリカ人のネイサンの場合はどうなんでしょうか。

 

彼はというと、米カリフォルニアの制作会社に「プロジェクト単位」で契約をして働いているのだそうです。

日本で言うところの契約社員のようも思えますが、話の印象では「有能なフリーランス」という感じですね。

 

彼が関わっているHBOの番組は、制作期間が8ヶ月なので、残りの4ヶ月は仕事がないため、自由に過ごすことができるだそうです。

(その代わりこの8ヶ月間は休む暇なんてないそうですが)

 

彼のようなスタイルで働いているひとが、例えば2016年は3ヶ月だけ働いて、残り9ヶ月は旅行したいと思えば、制作期間の短い番組を選んで携わればいいのだそうです。

 

オーディンションを受ける俳優さんのようなものですから、選ばれるかどうかは本人の実力や適性にかかっているので、全てコントロールできるわけではないはず。

 

仕事とプライベートをやりくりできている彼は実力者ということなんでしょうね。

 

最初の旅を終えたあと、彼は短いプロジェクトを選び、次の仕事まで2ヶ月間の時間を作りができたために、日本に来ることができたというわけです。

 

 

 

 

そんなに旅行できるお金あるの?

 

自分で時間をコントロールできたとしても、次は「お金」の問題がありますよね。

当然ネイサンともこの話題になりました。

 


もちろん詳細な金額はわかりませんが、彼の仕事はだいぶ報酬がいいご様子です(笑)

「僕が働いているスタジオは、ピクサーやドリームワークスほど給料はよくないよ」

 

いやいや、比較対象がピクサーとドリームワークスですからね〜

ハリウッドのショービズの世界ですから、かなり待遇はいいはずでしょう(笑)

 

 

. . . ネイサンって勝ち組なんだなあ〜

 

 

 

ただ、その後の彼のコメントが印象的でした。

 

「僕たちアニメーターはお金なんか最低限でいいんだ。

 ビジネスマンじゃないからね。

 やりがいがあれば、満足できる人種なんだよ。」

 

 


日本に来た理由

 

次に気になるのが、「YOUはなぜ日本へ?」という疑問です。

つまり、世界の中からなぜ「日本」という国を選んだのか?

 

私たちは「そりゃあ日本が素晴らしいからでしょ」と考えてしまいがちですが、それはちょっと日本人目線すぎというもの。埼玉県出身のひとは埼玉県を、栃木県出身のひとが栃木県を推すのと同じことですからね(笑)

番組を見ていても、ここがクリアにならなかったんですよね。なんとなく来ちゃいました的な人ではないことはなんとなく感じてはいるのですが。

 

で、その理由なんですが「昔の日本映画」がきっかけだそうです。

特に黒澤明と小津安二郎が大好きだそうで、憧れの日本を直接体験したかったそうです。

 

彼のキャラクターや作品のイメージから、「僕はネイサンって黒澤よりも小津っぽいと感じるなあ」と伝えてみました。

 

「うん、そうかもしれないね!」

 

嬉しそうに答えてくれました。彼は小津作品の「東京物語」には何度も号泣したそうです。

 

「うまく言葉にできないんだよね。深くて美しい世界だからね…」

 

もともと日本に深い興味があったので来日は自然な流れだった、ということのようですね。

 

 

 

 

 

それからの話。

 

 

カブについて

 


まず、彼の代名詞であるカブ。

これまでに数台のカブを所有してきたそうで、こちらはいまアメリカで乗っているもの。

 

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https://twitter.com/nathanconnelly

 


この青いボディに赤いフロントフォークが可愛いですよね。

前の所有者のよるカスタムだそうで、気に入っているからこのままにしているんだとか。

 

彼はハーレーダビッドソンなどのアメリカンバイクではなく、日本のバイクの機能性と佇まいが好きなんだそうです。

 

アメリカのバイク免許、全4種類はすでに取得したので、いつか各クラスの日本のバイクにも乗ってみたいと言っていました。

 

ちなみに、番組で九州のホンダの工場に訪問していましたが、あれは偶然でも番組の仕込みでもなく、どうしても自分で行きたかった場所だったらしいですよ。

 

(追記すると、あの番組は本当にガチンコらしいです。さすがテレビ東京!)

 

 



フィルムカメラへの愛

 

次に、彼が熱く語り出したのが「フィルムカメラ」。

これはロシア製で、120°の広角撮影ができるパノラマカメラ。

 

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パノラマカメラを手にしてから、もう普通のカメラには戻れなくなったとのこと。

このホライゾンカメラで撮影した写真がこちら。

 

 

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https://twitter.com/nathanconnelly

 

 

こちらは違うカメラで撮影したものですが、ネイサンはパノラマカメラで多くの写真をとっています。

こんな写真が撮れるそうです!

https://twitter.com/nathanconnelly

 

 

この他にもカメラを3台ほど持っていて、シャッタースピードや露出の具合で使い分けていると言っていました。

 

日本のフィルムカメラも好きで、銀座の中古カメラ屋さんまで行ったことがあるそうです。ただ、彼が探しているモデルは古くてレアなので、なかなか見つけられないんだ、と残念そうでした。

 

 

こちらがフィルム。

https://twitter.com/nathanconnelly

https://twitter.com/nathanconnelly

 

フィルムはひとつ1300円ぐらい。
こちらも用途に合わせて種類を揃えておくのだそう。

 

 

 

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さてさて、笑顔が多めの優しいネイサンですが、カメラの話をしているときはちょっと雰囲気が変わります。

アーチストモードがONになったんでしょうか、顔つきが全然違うんですよね。

おそらく普段仕事をしている時はきっとこんな感じなんでしょう(笑)

 

 

 

 

 

ここまでで、あっという間に2時間が経過。

まだ飲み足りないよね〜ということで二軒目に行くことに。

次のエピソードでも、引き続き面白い話ができたのでご期待ください。

 

 

 

 

 

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